ウィールのサイズ (直径・幅・重さの関係)
ウィールのサイズには直径と幅があり、直径はスピード、幅は安定性に影響します。直径が長ければ、ウィールが一回転する際に進む距離が伸びるので、その分スピードが増します。
幅が広いとウィールが地面と接する面積が広くなるため、その分安定性が増します。ただし、サイズが大きくなるとその分重さが増し、フリップトリックなどの回転系のトリックをしにくくなるので、自分がどのようなスタイルで滑るのかを考えてウィールのサイズを選ぶことが重要となります。
ウィールのサイズを選ぶ際、幅はトラックのアクスルシャフトの幅の限度もあるので、そんなにバリエーションはありませんが、直径はきちんと数値で分類されていて、現在主流のウィールのサイズは、49〜55mmで、49mmは小さめ、55mmはかなり大きいです。最初はバランスと軽さの釣り合いが取れた52〜53mmほどのウィールを選ぶことをおすすめします。
ウィールの硬さ
ウィールには、主に滑る場所により適しているとされる固さがあります。基本的に固いウィールほど足の動きが反映されるのでトリックがやりやすいですが、路面の荒いアスファルトのような場所では、地面からの衝撃が足に伝わりやすく滑りにくいと感じるでしょう。
逆に柔らかいウィールは荒い路面でも、衝撃を和らげてくれるので滑りやすいですが、その分トリックがやりにくくなります。通常のハードウィールの固さは、95〜101という数字が、「A」「D」「S」という単位と一緒に記載されています。A、D、Sというのは、ブランドによる単位の違いで、誤差はほとんどありません。
数値が小さいほど柔らかく、最も頻繁に滑る場所が少し荒めのアスファルトという方は、95〜97の柔らかめのウィール、スムーズな路面のスケートパークで滑ることが多いという方は、100を選ぶと良いでしょう。色々な場所で滑りたいという方は、平均的な硬さとされている98や99を選ぶと良いでしょう。
まとめ
初めて買う場合
・サイズ:52〜53mm
・硬さ:98〜99A/D/S
・強度は、パワースライドを頻繁にしないならあまり気にしなくても大丈夫です。
スピード・トラニー系
・サイズ:53mm〜
・硬さ:95〜97A/D/S
・パワースライド系のトリックを多様することが多いので、強度のあるウィールをおすすめします。
トリック系
・サイズ49〜52mm
・硬さ:99〜101/A/D/S
・パワースライドの使用具合により強度を選びましょう。